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201902.06wed

サポートドラム菅 大智よりお知らせ

サポートドラム菅 大智よりお知らせ

余寒の候、皆さまにおかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。

 

私、菅 大智は来たる3月9日(土)に新宿紅布で行われる『挫・人間の花びら3回転〜人間やめますか?それとも挫・人間やめますか?〜』公演をもちまして、人間はやめず、挫・人間サポートドラムの座を退くことと致しました。
サポートメンバーがわざわざこのような発表するようなことに憚りもございますが、何か言っておかないとあとでメンバーに何を言われるかわかりません(※後述)ので、このような運びとなりましたことを予めお断り申し上げます。

 

去る1月25日、挫・人間史上最大規模となる全国17箇所のツアー『挫・人間TOUR 2018/19 〜厨二病?いや、チューしよう〜』が大団円を迎えました。
昨年11月14日に新宿紅布よりスタートしたこのツアーの2日目・11月20日、最初の地方ライブになる仙台enn3rdでの公演が終わり長い旅がはじまったという感慨ひとしおでしたが、翌日の早朝に私の父が他界しました。
母からは「芸人は親の死に目に会えないのだから、ツアーに戻るべきではないか」ということも言われましたが、長髪でこそあれ長男の私は喪主を務めないわけにいかず、メンバーとスタッフへ相談の上11月21日の盛岡the five morioka、11月23日の札幌SPIRITUAL LOUNGEワンマンライブ、11月25日の新潟GOLDENPIGS BLACK STAGEワンマンライブをお休みさせていただくことにしました。

 

幸いにも挫・人間はドラムがいなくてもライブができるニュー・ウェイブ・オブ・ハイブリッド・ロックンロール・バンドですので、その3公演をメンバーとスタッフが全力でなんとかしてくれたようです。急遽札幌、新潟に招集されトラを務めてくれたナカジくん(ゴールデンローファーズ、THE 抱きしめるズ)を含めとても感謝しております。ただ、私が演奏する4人のステージを楽しみに会場へ足を運んでくださった隅っコ(挫・人間ファンの呼称)がいらっしゃったり、ご期待に応えられなかったとしたら申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

六曜や火葬場の関係で思いのほか時間がかかった葬儀もひと段落し、金沢VAN VAN V4よりツアーへ復帰することにしました。メンバーとスタッフは恐らく喪主でバタバタしている私に気遣って連絡をしなかったんだと思いますが、離れている間にバンドがどうなっていたのか状況がわからず、とりあえずインターネットで情報を漁ると、どうやら私はブラジルへ修行に出ているようでした。
ライブを悲観的なものにしないための配慮であることは理解できましたが、ロハではツアーに戻れないと思った私は、ブラジル×修行=グレイシー柔術という短絡的な思考で道着を購入、修行から帰ってきたことを演出するため金沢で着用してステージに上がりました。ところが、特段不在時に敷かれた伏線が回収されることもなくライブは進行し、私はいたたまれない気持ちになると共に、このような悲劇を繰り返してはならないと強く心に誓いこの度事実を申し上げるに至りました。

 

急逝した父が遺したものの整理に時間がかかりそうなため遠征は控え目にしたいこともあり、今まさに飛ぶ鳥を落とすどころか飛べない豚をも飛ばす勢いの挫・人間の活動に私が足かせとなってはならないと考えサポートの辞退を申し出た次第です。

 

2016年5月20日の仙台MACANAよりおよそ2年10ヶ月に渡りドラムを担当させていただきました。その間、オリジナルメンバーの吉田くんや高知くん(the Bench、ex.THE STARBEMS)がドラムを演奏したライブもありましたが、アルバム2枚、シングル2枚の制作にも参加し濃密な時間を過ごさせていただきました。とりわけ移動中の車内や楽屋はうるさかったです。
これもひとえに挫・人間を応援してくださる全国の隅っコをはじめ、各地ライブハウススタッフの皆さん、イベンターの皆さんのおかげであると深謝申し上げます。
残り5本のライブ(3月9日は1日3回ライブします)をもって私は彼らのステージから降りますが、その後も何かしら彼らに関われたら嬉しいですし、これからも応援する気持ちに変わりはありません。
今後の体制に関してはまた追って発表があるものかと存じます。
末筆ながら、皆さまからも彼らへより一層のご愛顧、ご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

 

貴重なスペースありがとうございました。

 

2019年2月吉日
菅 大智

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